美術家、奈木和彦は四半世紀前になる大学在学時から本格的に絵画による創作活動を開始、その後生活の拠点とした東京都や西日本各地、静岡県内などで精力的に作品を発表してきました。絵画を制作の基軸としながら、絵具を置いてゆく支持体そのものの在り方も表現の要素として取り込み、また時に写真、立体、インスタレーションなど多様な表現方法を用いて、作品とそれを観る者が静かに想像めぐらす時間と空間を多彩に生み出しています。

今回の展覧会では、静岡に所縁のある小説家、中勘助の叙情豊かな文学からインスピレーションを受けて描かれた「月潮」シリーズの新作を中心に、近年の絵画作品を併せて御覧いただきます。

会期
2月7日(日)まで

時間
9:00～17:00（入館は午後4時30分まで）

会場
島田市博物館分館

休館日
月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)

1月23日開催のトークセッションに関するお知らせ

令和3年1月23日開催のトークセッション「果たして、気配は描けるか。」について、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、展示室での入場定員は12名になります。当日、先着順に整理券を配布いたします。

※ソーシャルディスタンスを保つため、トークセッション中は参加者以外の方の展示室への入室はできませんのでご了承ください。

※ご来館にあたっては、「島田市博物館の対応と来館される皆様へのお願い（新型コロナウィルス感染症対策）」をご覧のうえ、感染症拡大防止にご協力をお願いいたします。

島田市博物館の対応と来館される皆様へのお願い（新型コロナウイルス感染症対策）