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ショッピングカートでの子どもの事故 転落時の頭部損傷のリスク

ショッピングカードでの子どもの事故 転落時の頭部損傷のリスクが高く、危険です!
スーパーマーケットやショッピングモール等の店舗には、購入する商品を選ぶための店舗用ショッピングカート(以下、「ショッピングカート」)があり、日常的に多くの消費者に利用されています。こうしたショッピングカートには、子どものを乗せる座席がついているものなど、大きさや形状にも様々なタイプがあります。店舗によっては、複数のタイプを揃(そろ)えており、子どもを座席に乗せて買い物をする姿もよく見受けられます。
一方、医療機関ネットワークには、店舗で子どもがショッピングカートから落ちてしまった、ショッピングカートに乗ったまま転倒してしまったなどの事例が多く寄せれら、頭部や顔面にけがを負ったり、なかには骨折や頭蓋(がい)内損傷などの重症事例も寄せられています。

■医療機関ネットワークにみる危害情報■
・2011年度以降寄せられたスーパーマーケットやショッピングモール等の店舗内での事故情報は295件あり、そのうち、ショッピングカートに関わる事例は118件と、約4割を占めていました。
・ショッピングカートに関わる事例を年齢別にみると、1歳~3歳の幼児の事故が85件と、7割以上を占めていました。
・さらに、6歳以下の子どもの事故(108件)を内容別にみると、「転落」が約6割(69件)と最も多く、立ち上がろうとしたり身を乗り出したときに事故が発生しています。
・6歳以下の子どもの事故を危害部位別にみると、頭部の危害が最も多く、8割以上の事故で「頭全体」(頭部から顔面の範囲)に危害を生じていました。
事故の内容別件数についてのグラフ。グラフに続いてテキストによる詳細。

「立ち乗り・乗り出して転落」が30件で全体の27.8%「転落(その他)」が39件で全体の36.1%、この2つをあわせた「転落」は69件で全体の63.9%です。「カートごと転倒」は11件で全体の10.2%、「カートに乗ろうとして転倒」は2件で全体の1.9%、「カートを動かしていて転倒」は5件で全体の4.6%、これらを3つあわせた「転落」は18件で全体の16.7%です。「衝突・接触」は16件で全体の14.8%、「挟む」は5件で全体の4.6%

■主な相談事例■
【事例】
ショッピングセンターのカートに乗っていたところ、転落し後頭部を打撲した。すぐに泣き意識消失もなかった。その後吐き気があり自宅に帰っても吐き気が続くため受診したところ、頭部CTにて後頭蓋骨の急性硬膜外血腫を認め、救急搬送された。(1歳8ヵ月 女児 重症)
【事例】
駐車場内で子ども用ショッピングカートから転落した。高さは約1m、下はコンクリート。すぐに啼泣(ていきゅう)あり、嘔気(おうき)・意識障害などはなし。右前額部に3cmの裂創あり。一部、骨膜が見えている。(3歳8ヵ月 女児 軽症)
【事例】
母親と一緒にスーパーで買い物をしていて、一緒にレジ前で会計の順番待ちをしていた。本人はカートの下段に乗っていた。本人が揺らしたのか、ショッピングカートが転倒し、床へ転がった。右手親指にけがをしており、出血していのたで、救急車で搬送。
受診時、右手第1指は圧座されており、開放骨折、爪は剥離していた。手術し、入院。(2歳6ヵ月 男児 中等症)

■消費者へのアドバイス■
・ショッピングカートからの子どもの転落・転倒事故が多く発生しています。ショッピングカートの上に立つなどして転落すると頭部を損傷するリスクが非常に高く、大変危険です。
・シィッピングカートの幼児用座席以外の部分に子どもを乗せたり、ショッピングカートで遊ばせたりすると危険です。注意表示等をよく確認しましょう。

下記から「独立行政法人 国民生活センターHP」をご覧になれます。
独立行政法人 国民生活センターHP

 

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